世界中で懸念が高まっている新型コロナウイルスについて、NBAは主要な保険当局と話し合っていると、『AP』のスティーブン・ワイノ記者が伝えています。
NBAは、まだ1ヶ月半近く残っているレギュラーシーズンのスケジュールを変更する予定は無いようですが、今後も疫病管理センターと協力して状況を注視していくようです。
NBAは土曜日に、新型コロナウイルスに関する声明を発表しました。
従業員、チーム、選手、ファンの健康と安全が最優先です。我々はチームと連絡を取り合いつつ、コロナウイルスに関してCDC(アメリカ疾病対策センター)および感染症の専門家と協議し、状況を注意深く監視し続けています。
新型コロナウイルスは、世界中で少なくとも85,000人以上が感染し、既に2,900人が死亡したと伝えられています。
そのうち、アメリカでは62件の症例があり、土曜日には新型コロナウイルスによる初めての死亡例が報告されました。
NBAが新型コロナウイルスに対して何らかの措置を取るかどうかは不明ですが、国際的には以下のような措置が取られています。
- ウイルスの発生源とされる中国では、CBAは試合を中止しており、シーズン再開の発表はまだありません。
- 『Sportando』のエリミアーノ・カルシア記者によれば、火曜日に予定されているユーロリーグのオリンピア・ミラノ対レアル・マドリードの試合は、ファンやメディアの立ち入りができない非公開試合となります。また、今週行われる予定であった他の2試合についても、同様の措置が取られます。
- イタリアでは既に1,128人が新型コロナウイルスに感染しており、トルコはイタリア行きの飛行機を全便運休としています。そのため、水曜日にイスタンブールで行われる予定であったユーロカップのヴィルトゥス・ボローニャ対ダルサファカ・S・Kの試合は、決行が危ぶまれています。