ゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カーHCは、新型コロナウイルスを取り巻く状況が今後どのように変化するのか分からないものの、チームUSAのアシスタントコーチとして東京五輪に出場するロスターを計画しなければならないと語っています。
『ESPN』のニック・フライデル記者によれば、カーHCは最近、サンアントニオ・スパーズ兼チームUSAのヘッドコーチであるグレッグ・ポポビッチと頻繁に連絡を取り合っていることを明かしました。
「ポップと私は1週間ほどで何度か話し合った。全てが宙に浮いている状態で、何が起こるかも分からない。他のみんなと同様に、何が起こるのか座って待つような感じだ。我々は開催がされると思ってロスターを作っている。それしかできないからね」
そのほか、カーHCはシーズン中断期間中にサンディエゴで家族と共に時間を過ごし、自身が取り組んでいることについて語っています。
「何人かのドラフト候補選手のテープを観ているよ。何年もできていないことだったし、今年もできていないことだった。この時間を使って、次のドラフトのリストに載っている選手たちの雰囲気を掴みたい」
また、カーHCはNBAで5年連続ファイナル進出を成し遂げたチームの指揮官として、新型コロナウイルスの影響で今シーズンの優勝争いの機会が失われるかもしれないチームに共感を示しました。
[kanren postid="17852"]「正直に言って、チームが本気の競争の真っ只中にあったことを残念に思う。リーグの言うことを聞き、指示には従うつもりだが、今年チャンスがあった全てのチームにとって非常に腹立たしいことには違いない」