今シーズンのゴールデンステイト・ウォリアーズとマーキース・クリスの時間は、かなり奇妙なものだったと言えるでしょう。
クリスは昨年9月にウォリアーズと1年契約を結んだ後、1月上旬に一度は解雇されながら、2way契約という形で再びウォリアーズに戻ってきました。
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最近、NBAの公式ツイッターアカウントで質疑応答を行ったクリスは、ウォリアーズ1年目を過ごした2019-20シーズンで最もお気に入りの瞬間について尋ねられました。
そして、クリスの答えはそれほど遠い過去の瞬間ではなく、シーズンが中断される数日前――3月8日(日本時間9日)のフィラデルフィア・76ers戦の出来事であったと語っています。
「最終的に勝てたからね。会場内の雰囲気も素晴らしく、接戦だったし、終盤のブロックも大きかったかな。チームとして、結束して掴んだ勝利だと思う。」
クリスの言うように、土壇場で見せた彼のブロックは、ウォリアーズがイースタン・カンファレンスのトップチームの一つに勝利する大きな要因となりました。
Quese came up with a HUGE block 🚫pic.twitter.com/JZpFM8sFhq
— Warriors on NBCS (@NBCSWarriors) March 8, 2020
ウォリアーズでプレイすることを楽しんでいるクリスは来シーズンが非保証契約となっていますが、チームのキャップに柔軟性が無いことを考えると、もう1年ウォリアーズでプレイできる可能性は高いと言えるでしょう。
ウォリアーズのフロントコートに貴重な層の厚さをもたらしたクリスが、今シーズンの残りと来シーズンでどのような活躍を見せてくれるのか期待したいところです。