ボストン・セルティックスと2way契約を結んでいるトレモント・ウォーターズが、Gリーグの2019-20シーズンの新人王を受賞したことをリーグが正式に発表しています。
2019年のドラフトで全体51位指名を受けたウォーターズは、同じく2way契約を結んだチームメイトのタッコ・フォールほどメディアやファンの注目を浴びたわけではありませんが、キャリア1年目で大きな成長を遂げたと言えるでしょう。
セルティックスでも10試合に出場していたウォーターズは、Gリーグチームのメイン・レッドクローズで先発ポイントガードとして36試合に出場し、平均18.0得点、7.3アシスト、3.2リバウンド、2.0スティール、フィールドゴール成功率42.9%、3ポイントシュート成功率35.4%、フリースロー成功率78.0%を記録しました。
また、彼が在籍したクローズはシーズンを通じて28勝14敗を記録し、Gリーグのイースタン・カンファレンスで3位という成績を残しました。
Gリーグで新人王を受賞した選手が必ずしもNBAで成功するとは限りませんが、過去には2014年のロバート・コビントン、2015年のティム・フレイジャー、2016年のクイン・クックなど、NBAレベルのローテーションプレイヤーとして道を切り開いた選手も居ます。
ウォーターズも彼らの道を辿れるような選手になることを期待したいところです。