ロサンゼルス・レイカーズのドワイト・ハワードはオーランドでのシーズン再開に反対している選手の一人ですが、シーズン再開に向けて準備を進める選手たちを妨げることは決してありません。
『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によれば、ハワードは同じくシーズン再開に反対しているカイリー・アービングや、エイブリー・ブラッドリーらと共に、リーグの計画に不安を持っている人々の力になりたいだけだと声明で述べました。
「平等の権利を求めて戦っている時代において、僕たちが選手に対してプレイしないように要求するのは矛盾している。僕たちは命令するために居るのではないし、そんな力もない。コミュニケーションを恐れず、公然と行われていることを確認したいだけなんだ」
「カイリーは過激に聞こえるかもしれないが、彼の主張は100%正しい。僕たちはもう奴隷ではないから、誰もが透明性を持って健全な決断を下す権利がある。そしてエイブリーが言ったように、僕たちは利己的に考えているのではなく、皆のことを考えて決断を下している」
ハワードは6月13日に出した声明の中でも、シーズンを再開させることは社会改革にとって「気が散る」要因になると主張しました。
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ドワイト・ハワードがカイリー・アービングのシーズン再開反対を支持
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一方でNBAコミッショナーのアダム・シルバーは月曜日、選手がシーズン再開に加わることを拒んでも、その決定に処分を下すことはないと説明しました。
ただし選手がプレイ可能な健康状態と見なされた場合は、本来は受け取るはずだったサラリーが没収されることになります。
また、ハワードは自分たちと逆の意見を述べてプレイを続行したとしても、人々をサポートすると語りました。
「僕たちの代わりは居るから、プレイしないことを決めた人たちが出場しなくても、シーズンは続けられる。また、シーズン再開に参加するかどうかに関わらず、僕たちは全面的に仲間をサポートするよ」