ミルウォーキー・バックスは2年連続でリーグ最高勝率を記録してプレイオフを迎えますが、チームの大黒柱であるヤニス・アデトクンボは、3勝5敗に終わった8試合のシーディングゲームズに満足していないようです。
『ESPN』のエリック・ウッドヤード記者によれば、アデトクンボはシーディングゲームズのチームの戦いぶりについて、次のように振り返りました。
「負けていたからフラストレーションを感じたわけではない。負けるのは試合の一部に過ぎない。だけど、明らかに自分たちらしくなかったから、そこにフラストレーションを感じたんだ。僕たちはボールを動かしていなかったし、ディフェンスも甘かった。ディフェンス面でリーグNo.1という時もあったけど、そうでない時もあった」
アデトクンボはまた、7戦目のワシントン・ウィザーズ戦でモリッツ・バグナーに頭突きをしたことで退場処分となり、最終戦のメンフィス・グリズリーズ戦に出場できず、チームが敗れてしまったことについても語りました。
「最もフラストレーションが溜まったのは、メンフィス戦に出場できず、勝利に貢献できなかったこと。だけど、それも終わりさ。もう過去のこと。これからはプレイオフの時間だ。皆が言うような”スイッチをオンにすれば素晴らしいことができる”ということは信じていない。だけど、皆が同じ考えを持ち、集中できれば、もっと良いプレイはできると思う」
アデトクンボ自身はシーディングゲームズに7試合出場し、平均27.8得点、12.2リバウンドを記録したことでオール・シーディングゲームズ2ndチームに選出されました。
バックスは8月18日(日本時間19日)から、オーランド・マジックとプレイオフの第1ラウンドを開始します。
1970-71シーズン以来フランチャイズ史上2度目の優勝に向け、バックスとアデトクンボがプレイオフで満足できるパフォーマンスを見せられるか楽しみにしましょう。