今年のオフシーズンにフリーエージェントを迎えるベテランフォワードのポール・ミルサップとの再契約について、デンバー・ナゲッツは前向きな姿勢を見せています。
『Denver Post』のマイク・シンガー記者によれば、ナゲッツの運営部門代表であるティム・コネリーは「ポールがナゲッツで引退するのを見たい」と語りました。
「彼がこのチームと街にもたらしたものは、かなり特別なものだった。現状では、これ以上の働きは求められるものではないと思う。彼は我々に勝利や、ここまで辿り着く方法など、多くのことを教えてくれた」
Denver Post
2017年にナゲッツと3年9,000万ドル以上の契約を結んだミルサップは、若きスターのニコラ・ヨキッチと共にフロントコートの頼れる主力選手でした。
そしてミルサップは3シーズンで通算159試合(平均26.9分)に出場し、平均12.8得点、6.6リバウンド、フィールドゴール成功率 47.8%、3ポイントシュート成功率 38.1%を記録しました。
ただ、シンガー記者によれば、36歳のミルサップは差し迫る自身のフリーエージェントについて決断を下していないようです。
また、ナゲッツはミルサップとの再契約よりも、同じくフリーエージェントを迎える26歳のジェレミー・グラントとの再契約を優先事項とする可能性があります。
グラントと再契約を結んだ場合、ナゲッツは他の補強も考慮してラグジュアリータックスラインを超えない動きを心がける必要があるため、ミルサップに使用できるサラリーは今の契約よりも大幅に減少することになるかもしれません。