トロント・ラプターズとフォワードのOG・アヌノビーが契約延長を結んだことを、チームが正式に発表しました。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によれば、新たな契約は4年約7,200万ドル(約74億円)で2021‐22シーズンから開始されます。また、契約の最終年はプレイヤーオプションとなっています。
『The Athletic』のブレイク・マーフィー記者によれば、アヌノビーの契約は年間8%という最大の昇給が適用されています。したがって、アヌノビーの1年目の給与はそれほど高額ではなく、『ESPN』のボビー・マークス記者によれば、その金額は1,610万ドル(約17億円)となっています。これにより、ラプターズは2021年のオフシーズンのキャップスペースに柔軟性を持たせることが可能になるでしょう。
ラプターズは長期的な成功のために3人の若い選手の将来を確約しました。昨年10月に4年間の契約延長を結んだパスカル・シアカムは2023‐24シーズンまで契約が保証されています。フレッド・ヴァンブリートはこのオフシーズンに4年契約を結び、契約の最終年はプレイヤーオプションとなっています。
ラプターズのボビー・ウェブスターGM(ゼネラルマネージャー)は、アヌノビーとの契約延長について次のように声明を述べました。
「OGはスキルに秀でて、パワフルで、決断力があり、組織が長期的に求める典型的な選手です。OGが今後も我々と一緒に進んでいくことを喜ばしく思います」
キャリア4年目を迎えるアヌノビーは、昨季69試合(平均29.9分)に出場し、平均10.6得点、5.3リバウンド、1.6アシスト、1.4スティール、フィールドゴール成功率 50.5%、3ポイントシュート成功率 39.0%を記録しました。
-
再び懐疑的な評価をされるラプターズも、フレッド・ヴァンブリートは「ワクワクしている」