シカゴ・ブルズのガード、ザック・ラビーンにとって自身を証明するのは二の次です。
1月3日(日本時間4日)のダラス・マーベリックス戦で、ラビーンは前半だけで29得点の大活躍を見せました。しかし、後半に入ってコートを支配したのはチームメイトのコービー・ホワイトでした。ホワイトは後半だけで自身の23得点のうち21得点を叩き出した一方で、ラビーンは彼を活かすことを優先して10得点に終わりました。その結果、ブルズは118-108で今季初のホーム戦白星を挙げています。
『NBC Sports Chicago』によれば、39得点で終えたラビーンは試合後、後半に自身のスコアリングをスローダウンさせたことについて非常にシンプルな理由を述べました。
「今夜の(前半の)ように僕が毎回ショットを打っていれば、おそらく50得点は到達するだろう。だけど、僕は試合に勝つことを目標としているんだ」
ラビーンのキャリア最高得点は、2019年11月23日(同24日)のシャーロット・ホーネッツ戦で記録した49得点。彼に48分間の中で50得点に到達する力があることは明白です。
しかし、ラビーンはシカゴのファンに対して、自身が単なるスコアラー以上の存在であることを示そうとしています。2017-18シーズン開幕前にミネソタ・ティンバーウルブズからブルズにトレードされて以降、彼はチームで最も重要な選手の一人として地位を確立してきました。過去数年間でチームとしての成功は見られなかったものの、ラビーンは2020-21シーズンにブルズのリーダーとして全てを変えることを望んでいます。
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実現しなかった契約延長をモチベーションに変えるラウリ・マルッカネン
😤 @ZachLaVine's 39 points POWER the @chicagobulls! pic.twitter.com/C5rVo3OtsE
— NBA (@NBA) January 4, 2021