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ケビン・ポーターJr.がロッカールームで問題行動、トレードもしくは解雇が決定事項か

クリーブランド・キャバリアーズのキャリア2年目のウィングであるケビン・ポーターJr.がロッカールームで問題行動を起こしたとして、チームが彼をトレードもしくは解雇する可能性が高まっています。

『The Athletic』によると、ポーターはロッカールームに入った時、自身が今まで使っていたロッカーがトーリアン・プリンスに譲られていたことに気付いて激怒したようです。プリンスは先日のジェームズ・ハーデンのトレードの一環で、ブルックリン・ネッツからクリーブランド・キャバリアーズにトレードされた選手でした。

ポーターは怒鳴るだけでは収まらず、ある時点では食べ物を投げつける場面もあったようです。キャバリアーズのコービー・アルトマンGM(ゼネラルマネージャー)が現れてなお、ポーターの感情は闘争的なままでした。その後、騒ぎを聞きつけてロッカールームにやって来たJB・ビッカースタッフHC(ヘッドコーチ)は、ポーターが激怒した理由について「ショックを受け、呆れていた」と報じられています。

『ESPN』によると、首脳陣やスタッフとの対立の後、ポーターは自身のロッカーを掃除しておくように言われました。『Cleveland Plain Dealer』によると、ビッカースタッフHCはポーターの放出が最終決戦であることを強く示唆しました。

「今でも我々はケビンの成功を望んでいる。だから彼の将来に何が起ころうとも、私は彼のためにベストを尽くしたいと思っている。全ての選手にベストを尽くし、状況を最大限に活用するのはコーチとしての責任の一部だ」

2019年のNBAドラフトでキャバリアーズに全体30位で指名されたポーターは、1年目に50試合の出場(平均23.2分)で平均10.0得点、3.2リバウンド、フィールドゴール成功率 44.2%、3ポイントシュート成功率 33.5%を記録し、将来的にローテーションの一角を担うことが期待されていました。しかし、今季は「個人的な理由」によって一度もプレイしていません。

ポーターの問題行動は今回が初めてではありません。昨年11月には、無免許運転とマリファナ所持の軽罪と、車内での銃器の不適切な取り扱いの重罪で起訴されていました。これらの容疑は12月の大陪審で取り下げられました。

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