ニューオーリンズ・ペリカンズは23歳のガード、ロンゾ・ボールのトレード交渉を受け付けているという報道がありますが、彼らはただ単純にボールを手放そうとしているわけではないようです。
『SNY』のイアン・ベグリー記者によれば、ペリカンズは「適正価格」の場合のみに限ってボールをトレードする意思があるとのこと。状況に精通しているチーム関係者は、大きな見返りがなければペリカンズがボールを手放すつもりはないと、ベグリー記者に語りました。
ボールは今季終了後に制限付きフリーエージェントを迎えます。もしペリカンズが将来の計画にボールを含んでいないのであれば、パス能力や若さを必要とするチームに彼を売り込む可能性は十分にあります。
現在ペリカンズは7勝10敗でウェスタン・カンファレンス14位。このまま成績が改善されずにプレイオフ争いの希望を失えば、ボールをトレードする傾向はさらに強まるかもしれません。
噂通りにボールやJJ・レディックがトレードされた場合、ペリカンズはザイオン・ウィリアムソンやブランドン・イングラムといった若いスターを中心にチームを構築させるとともに、ニキール・アレクサンダー・ウォーカーやカイラ・ルイスJr.といった若いガード陣に成長の機会を与えることができるでしょう。
2017年のドラフトで全体2位指名を受けたボールは、今季14試合の出場で平均12.9得点、3.6リバウンド、4.9アシスト、フィールドゴール成功率 40.1%、3ポイントシュート成功率 33.0%を記録しています。
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ペリカンズがロンゾ・ボールやJJ・レディックのトレードに意欲的、ウォリアーズのケリー・ウーブレイJr.の交渉も噂に