今年の夏、ゴールデンステイト・ウォリアーズのケビン・デュラントは、3,150万ドルのプレイヤーオプションをオプトアウトすることで、フリーエージェントとなることが可能です。
そして、デュラントはニックスと契約するであろうという憶測が飛び交っていることも知られています。
しかしどうやら、デュラントの争奪戦に新たなチームが参戦したかもしれません。
『New York Times』のマーク・ステイン氏は、次のように伝えました。
「私が先月話し合った、賢く、精通した関係者は、ロサンゼルス・クリッパーズがニックスと同様に(デュラント獲得の)危険な脅威として浮上しており、ゴールデンステイトから離れてサインすると語った。そして私はそれを信じている。」
しかしステイン氏によれば、関係者は次のようにも語っていたようです。
「問題は、デュラントが既にニックスに加入しようと計画しているということを、信頼できるインサイダーから聞いたことがある。それから、彼は同様に(ブルックリン)ネッツへの移籍を考慮する可能性があるということ、そして今、彼はニックスと同じくらい、クリッパーズに注目しているということもだ。」
ただ、様々な噂が飛び交っている一方で、デュラントのマネージャーであるリッチ・クレイマン氏は、今夏にデュラントがどこへ移籍するかまだ分からないと言いました。
ケビン・デュラントが次にプレイする場所について、彼のマネージャーであるリッチ・クレイマン氏は、『WSJ Future Of Everything Festival』で「100%未定」だと言う。
「彼は本当に分からない。私も本当に知らないんだ。」
Kevin Durant is “100 percent undecided” on where he’s playing next, his manager @RichKleiman says at The #WSJFuture Of Everything Festival. “He really doesn’t know, and I really don’t know.” pic.twitter.com/1fEw2kYZqm
— WSJ Sports (@WSJSports) May 21, 2019
『Spotrac』によれば、ニックス、クリッパーズ、ネッツはいずれも、今夏に5,000万ドル以上のキャップスペースを確保することができるため、金銭的な面では十分な余裕があります。
クリッパーズとネッツはプレイオフに進出した一方で、ニックスはリーグ最低勝率を記録し、6年連続でプレイオフを逃しているため、もしかするとデュラントはチームの成績も考慮するかもしれません。
クリッパーズは、若く才能のあるロスターを保持しており、今年のプレイオフではファーストラウンドでウォリアーズを第6戦まで苦しめました。
デュラントがクリッパーズに加わることになれば、来季のクリッパーズはさらに先のステップへ進めることになるでしょう。