2017年のドラフトでロサンゼルス・レイカーズが全体2位でロンゾ・ボールを指名し、当時の球団社長であったマジック・ジョンソン氏は彼のことを、垂木にジャージーをかけられる(永久欠番となる)可能性がある選手と評価しました。
それから2シーズンに渡って怪我などに苦しんだ今、ボールはアンソニー・デイビスのためにニューオーリンズ・ペリカンズへトレードされています。
しかしボール自身は、既にレイカーズを離れる準備が出来ており、トレードに憤りも感じていないようでした。
ボールは『ESPN』に対し、次のように語っています。
「正直言って、まあまあ興奮していたよ。遠くないうちに、誰かがたくさん動かされると思っていた。アンソニー・デイビスが来たがっているのを知っていたからね。そのような選手を獲得できるなら、いつだって彼を獲得するために必要なことをするだろう。だから、俺は既にトレードを待っているだけのようなものだったし、B.I.(ブランドン・イングラム)とJ・ハート(ジョシュ・ハート)と一緒に移籍できて嬉しかったよ。俺たちができることにワクワクしている」
「ロサンゼルスから入団して(ボールの出身校はUCLA)、ここに家族全員が居て、レイカーになりたいと思っている。でも、2年間リーグでプレイしているなら、それがビジネスだと分かっている限り、プレイできれば幸せだよ」
ボールは付け加えて、今年のドラフトで全体1位指名されたザイオン・ウィリアムソンと一緒にプレイすることに、最も興奮していると語りました。
ドラフト2位指名らしさは薄れたボールですが、彼もまだ21歳であり発展途上の段階です。
きっとペリカンズに多くのものを与えてくれることでしょう。