それがコーチングか、フロントオフィスの仕事なのかは定かではありませんが、今夏にゴールデンステイト・ウォリアーズから放出されたショーン・リビングストンは、いつか再びウォリアーズに戻る可能性があるようです。
今すぐにではありませんが、『Let's Go Warriors』によれば、ウォリアーズのスティーブ・カーHCは、今後のリビングストンについて言及しました。
「彼は、今後何年も我々の組織に携わることを望んでいる。でも彼は自由を手に入れ、次のことをする前に、家族との時間を楽しまないとね」
ウォリアーズで成功を収める前、リビングストンは計8チームを9度渡り歩いた選手でした。
そしてその中には、彼のキャリアを脅かした忌々しい怪我の記憶もあります。
過去の足の怪我に加え、今では33歳を迎えたことで、年齢による怪我も懸念されることになるでしょう。
リビングストンはまだ引退を表明していませんが、自身の肉体が年々厳しい状態になっていることに、彼は気付いています。
今年4月、リビングストンは『The Athletic』に次のように語りました。
「僕はバスケットボールをプレイするためだけに体に多くの負担をかけた。だから、今ではそれが難しくなっている。今年のように、僕がウォリアーズに居たどの年よりも、怪我に苦しんでいるんだ」
それでも、リビングストンは少しでも長くコートに立つため、考えられる治療法を常に実践してきました。
『The Mercury News』のゲイリー・ペイトン氏によれば、リビングストンはこう語っています。
「コールドタブ、ホットタブ、凍結治療、マッサージ療法、ウェイトルーム、アイスバス。常に実践してきた。それらを全てやっても、まだ自分は手段が必要だと感じているなら、黄信号や赤信号だね。今では連戦もハードなんだ。怪我が追いついてきて、ずっと早く老いたように感じるよ」
リビングストンはプレイオフの前に引退の可能性について言及し、最初にキャリアをスタートさせたクリッパーズで、選手としてのキャリアに終止符を打つのもいいかもしれないと考えました。
ですが、それが実現するかは分かりません。
リビングストンは慈善活動の拠点を、故郷のイリノイ州ピオリアに置いていますが、同時にウォリアーズの本拠地であるベイエリアでも支援をしています。
彼が、再びウォリアーズのために仕事をする機会があるのか楽しみです。