オクラホマシティ・サンダーからラッセル・ウェストブルックも、ポール・ジョージも去った今、ビッグマンのスティーブン・アダムスも、トレードで放出されるかもしれないという憶測があります。
『NZ Herald』によれば、アダムスはこの噂について、自身に影響を与えたことを明かしました。
「人間だから、何かしらの形で影響はある。もちろん、僕はここの組織を気にかけているけど、組織をサポートするためにもここに居るから、組織はうまくやる必要があるし、それを念頭に置いておく必要があるね」
アダムスはサンダーでプレイすることを光栄に感じていますが、仮にトレードされることになっても、彼はそれを受け入れる準備はできています。
「僕たちは、力になるためだけにここに居る。オクラホマが創ろうとしている歴史に関わることができれば、光栄だね。たとえ彼らが僕をトレードしても、ただ光栄なだけだよ」
「ここでプレイしてきた全ての選手にとって、オクラホマの歴史に貢献できたことは非常に名誉あることだ。とても特別な組織で、うまくいっているよ」
ただ、現実的に考えると、アダムスのトレードは非常に難しいでしょう。
最大の問題はアダムスの契約で、彼は残り2年間で5,300万ドルものサラリーを背負っています。
もし、サンダーがアダムスを放出することで、サラリーの抑制を本気で考えているのであれば、困難であることは間違いありません。
『Heavy.com』によれば、あるリーグのエグゼクティブの一人は、アダムスの契約について次のように語りました。
「彼らは(アダムスの)価格を高くしすぎた。彼の契約を引き受け、指名権と選手を放出するのは難しい。今、ほとんどのチームが良い状態にあり、ビッグマンから、スモールラインナップまで揃えている。そのため、彼を獲得できるチームはそれほど多くない」
クリス・ポールのトレードも含め、サンダーの将来設計は険しい道が続くようです。