昨シーズンのゴールデンステイト・ウォリアーズの大きな出来事の一つと言えば、11月の試合でドレイモンド・グリーンとケビン・デュラントが口論し、グリーンが1試合の出場停止処分を受けたことでしょう。
デュラントの感情にスポットライトが当てられることがしばしばありましたが、実際にウォリアーズとの将来に疑問を感じていたのはグリーンも同様だったかもしれません。
グリーンは『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー氏とのポッドキャストの中で、デュラントやウォリアーズのゼネラルマネージャーであるボブ・マイヤーズ氏との話し合いについて、次のように語りました。
「”マイヤーズ氏は僕を悪者にしている”と思い始めたよ。”これは僕が長年知っている男ではないのか?彼は僕とは逆の立場なのか?”ってね。”なんてこった、ウォリアーズはケビン・デュラントに味方してやがる”って考え始めた。多くの人々が僕のことを理解していなかったから、それが僕にとって一番苦しかったかな」
グリーンは自身の”頑固さ”を乗り越え、自身の非を認めなけえればならなかったと付け加えました。
彼は自分自身を理解するまで、デュラントに謝罪をすることは無かったようです。
グリーンのデュラントの関係は決して悪いものではなく、むしろマイヤーズ氏は彼らが最も近い人間だと考えています。
「みんなが知らないのは、おそらくケビンとドレイモンドが最も近い人間だということだろうね。彼らは一生の友達になれるはずだ。口論の後も彼らは互いに説明し合い、納得していた。もっと早くから防ぐことはできたはずだけどね」
どちらに非があったかはともかく、グリーンもまた、自身を乗り越えるための苦労があったようです。
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