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第4クォーターの交代に理解を示すクリスタプス・ポルジンギス「今後は自分がそこに居るように」

ダラス・マーベリックスのクリスタプス・ポルジンギスは、11月11日(日本時間12日)に行われたボストン・セルティックス戦の第4クォーター残り9分4秒に5つ目のファウルをコールされて以降、残りの時間をベンチで過ごすことになりました。

『ESPN』のティム・マクマホン氏によれば、マーベリックスのリック・カーライル・ヘッドコーチは試合後、20分間で4得点、フィールドゴールは11本中わずか1本の成功に終わったポルジンギスの”タフな夜”について、こうコメントしています。

「こんな夜もある。水に流して前に進もう」

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結果的にマーベリックスは106-116で敗れ、ポルジンギスは試合の終盤になってもベンチに座っていたことに悔しさを感じましたが、それでもカーライルHCの判断を責めることはしませんでした。

「もちろん出場していたいけど、彼を責めることはできない。僕は良いプレイをしていなかったから、チームのためだよ。コーチが僕を下げて、もっと良いプレイをしている他の選手を出したいと思い、それで試合に勝てるなら受け入れる。それが最も重要なことだ。だけど、今後は自分がそこに居るようにしたいね」

今年7月、マーベリックスと5年1億5,800万ドルで新契約を結んだポルジンギスは、9試合で平均18.3得点、フィールドゴール成功率40.1%を記録しており、ポートランド・トレイルブレイザーズ戦では32得点、28得点を記録しました。

これらは、ポルジンギスのポテンシャルの高さに期待できる数字かもしれませんが、一方で直近6試合中3試合は一桁得点に終わっていることも事実です。

ポルジンギスは自身の波について、次のように語りました。

「時々、思うようにボールが入らなくて、無理に攻めてしまうことがある。それは今取り組んでいることだよ。コーチが僕のスキルを生かすために、できる限りのことをしようとしているは知っている。僕はそうした状況で効果的なことを確実にするために、もっと良い仕事をしないといけない」

ポルジンギスは特にポストアップの状況で苦戦しており、『NBA.com』の統計によれば、11月3日以降のポストアップからの得点は、1ポゼッションあたり平均0.64得点で、これはリーグの12パーセンタイルに位置しています。

とはいえマーベリックスは、前十字靭帯断裂の長い休養期間を経たポルジンギスが元の姿に戻るには、長い時間がかかるということを理解しています。

彼らは、フランチャイズの今後の担うかもしれない期待の選手に対しても、忍耐強く接しているのです。

セルティックス戦で34得点、9アシストを記録したチームメイトのルカ・ドンチッチは、ポルジンギスの不振についてこう語りました。

「偉大な選手にも起こること。彼は次の試合で30得点は取れるんじゃないかな。彼は怪我から戻ったばかりだ。こうなるのは当たり前さ。僕たちはみんな、彼を信じているよ」

ポルジンギスも、元の姿に戻るために焦っている様子はありません。

「一晩で起こることではないからね。チームは6勝4敗で、僕は普段のレベル以下のプレイをしている。自分のプレイを見い出して効果を発揮できれば、もっと大きな影響を与えることができる」

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