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ブルズで新たな役割を受け入れるクリス・ダン「どこからでもプレイできる」

今年のドラフトで、シカゴ・ブルズがポイントガードのコービー・ホワイトを全体7位で指名した時、2シーズンに渡ってブルズの先発ポイントガードを務めてきたクリス・ダンが、お役御免であったことを意味したのでしょうか?

そうとは言えません。

かつて2016年のドラフトでミネソタ・ティンバーウルブズに全体5位で指名された25歳のダンは、新たな役割――リザーブとして指揮官の信頼を得ています。

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『Hoops Rumors』のクリス・クロース氏によれば、ブルズのジム・ボイレン・ヘッドコーチはダンについて、次のように語りました。

「彼はただ勝つことを望んでいるだけ。彼はいつも朝食室に最初にいるんだ。(練習の)45分前には建物に居なきゃいけないんだけど、彼は1時間45分前からコーチの(ネイト)ロエンサーと一緒に、他の選手より早くワークアウトを行っている。彼は勝利に繋がるバスケットボールをしているんだ」

特にダンのディフェンスは、チームに大きなものをもたらしていると言えるでしょう。

今シーズン、ダンはここまで28本のスティールを記録しており、これは彼よりも48分間も多くプレイしているリーグ2位のベン・シモンズ(23本)を上回って、リーグのトップに立っています。

昨シーズン、ディフェンシブ・レーティングでリーグ25位に沈んだブルズが、今シーズンはリーグ15位と平均的な数字を残せているのは、ダンの影響も少なからずあるはずです。

ダンは自身のディフェンスについて、「プライドを持っている」と語りました。

「僕たちのチームには、良いディフェンダーが居ると思う。アーチ(ライアン・アーチディアコノ)も、サド(サディアス・ヤング)も、コービーも、良いディフェンダーさ」

ブルズはオフシーズンの間に、複数のチームとダンを含むトレードについて話し合ってきました。

もちろんダンはそれを知っていますが、彼はチームとの関係が悪いわけではないと語ります。

「僕たちは良いチームで、僕はその一員になりたかっただけ。僕たちには才能のある素晴らしい選手がたくさん居る。僕はコーチの指揮や、システムに価値を見い出したかったんだ。僕はどこからでも――ベンチからのスタートでもプレイできると感じている。どんな役割を担っても、僕はフーパーになれるよ」

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