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ハーフタイム中の議論を体現し、勝利に大きく貢献したパトリック・ベバリー

12月25日(日本時間26日)――ロサンゼルス・クリッパーズのパトリック・ベバリーの第4クォーターの働きが、ロサンゼルス・レイカーズとのクリスマスゲームを制す形へと繋がりました。

ベバリーは第4クォーターで一度も得点を挙げませんでしたが、彼は第4クォーターだけで5本のリバウンドを記録し、残り3.6秒にはレイカーズのレブロン・ジェームズの3ポイントシュートをブロックしたことによって、クリッパーズはレイカーズに111-106で勝利しました。



前半終了間際に一気に得点を許してしまい、63-51と二桁ビハインドで前半を終えたクリッパーズは、ハーフタイム中に最も調整すべきことについて話し合いました。

『ESPN』のオーム・ヤングミスク氏によれば、クリッパーズのドック・リバース・ヘッドコーチはその時の議論について「興味深かった」と語ります。

「彼らは(何を調整すべきか)分かっていたと思う。私はあまり話さず、選手に”みんなは何を見たんだ?”と聞いた。彼らは”相手はもっとハードにプレイしている”と言ったんだ。私は”それが本当なら、一年を通してできる最も簡単な調整だ”と言ったよ」

言うまでもなく、その調整は”相手よりもハードにプレイする”ことでした。

そしてベバリーが主に第4クォーターで見せたハッスルこそ、クリッパーズが最も必要としていた調整であり、彼が率先してそれを体現して見せたと言えるでしょう。

クリッパーズのモントレズ・ハレルも、前半でハードにプレイできていなかったことを認めました。

「僕たちはハードにプレイしていたのではなく、基本的に試合の序盤に様子を見ながらやっていた。相手は(ハードなプレイを)僕たちにぶつけてきて、僕たちはプレイするのではなく文句を言っていたんだ。後半はやれていたと思うよ。(ハーフタイム中に)”全て忘れよう。バスケットボールのやり方でプレイしたいんだ。競争して、ハードにプレイするチームになるんだ。もし敗れたとしても、僕たちはそうしていかないといけない”と言ったんだ」

最大15点のビハインドを逆転し、勝利を確信した後、ベバリーは多く集まったレイカーズファンたちの中心で叫び声を上げました。

チームメイトのポール・ジョージは、こう言います。

「今夜、僕たちの中の一番小さな男が、最も大きなストップをしてくれた」

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