数日前、デンバー・ナゲッツのマイケル・マローン・ヘッドコーチは、マリーク・ビーズリーについてこう語っていました。
「マリーク・ビーズリーは”自分はもっとプレイすべきだ”と言っている。彼の言う通りだ。否定することはできない」
ビーズリーは、1月11日(日本時間12日)のクリーブランド・キャバリアーズ戦で13分間、さら15日(同16日)のシャーロット・ホーネッツ戦では、わずか7分間しか出場時間を与えられませんでした。
それでも、延長戦にもつれた16日(同17日)のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦では39分間に出場し、シーズン最多の27得点を記録するなどチームの勝利に大きく貢献しました。
『Denver Post』のマイク・シンガー氏によれば、ビーズリーはベテランのチームメイトであるウィル・バートンから、試合前に激励を受けていたと言います。
「全て忘れなければいけない。利己的にも、”僕はプレイしなければいけない、プレイしなければいけない”となってもいけない。常に準備をして、コーチが自分の名前を呼んだ時は、いつでもその機会に感謝しなければいけない(と励まされた)」
そしてビーズリーは機会を与えられた中で、勝利に欠かせない働きを見せました。
試合後、マローンHCはビーズリーを長く起用した理由を、こう語っています。
「自分を哀れだと思うのか、それとも準備をしているのか。彼は準備をし続けていた」
ウォリアーズ戦ではギャリー・ハリス、ジャマール・マレー、ポール・ミルサップが欠場することになっていたとはいえ、バートンの言葉はビーズリーにとって大きなものとなったでしょう。
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