ヒューストンには、NBAのロケッツ以外にも、MLBのアストロズの本拠地もあります。
しかし、どちらの球団も、現時点では問題を抱えていると言えるでしょう。
特にアストロズは、2017年の2018年の一部の試合でサイン盗みがあったことで、監督やゼネラルマネージャーが解雇されるなど、大々的に報じられています。
一方で、ロケッツも直近5試合で4敗を喫するなど、シーズン中盤戦の戦いに陰りが見えています。
そのため『Rockets Wire』のベン・デュボース氏によれば、ハーデンがアストロズを取り巻いている問題について質問された時、そのことに対してコメントする気はありませんでした。
「正直、僕はそのことについてあまり詳しくない。心配することなら、個人的な問題で悩んでいる。今はあまり良いプレイができていない。だから、僕はあなたに何の情報も提供できない」
ハーデンも含め、ここ最近のロケッツのパフォーマンスが低下しているという評価は、真っ当なものでしょう。
今シーズンのハーデンは平均37.1得点と脅威的なスタッツを記録していますが、特に1月9日(日本時間10日)のオクラホマシティ・サンダー戦と、15日(同16日)のポートランド・トレイルブレイザーズ戦では、それぞれ17得点と13得点に終わりました。
また直近5試合でも、フィールドゴール成功率35.9%、3ポイントシュート成功率29.6%と、今シーズンの平均と比較すると著しく低下していることが分かります。
▼今シーズンと直近5試合のハーデンのスタッツ比較
得点 | FG% | 3P% | ± | オフェンシブ・レーティング | |
今シーズン | 37.1 | 44.5% | 37.0% | +4.8 | 113.9 |
直近5試合 | 27.4 | 35.9% | 29.6% | -6.0 | 104.4 |
また、ディフェンス面も悪化していることは明らかです。
今後5試合でも、うち4試合はウェスタン・カンファレンスのプレイオフ圏内にあるチームとの対戦となるだけに、パフォーマンスを取り戻すことが重要となるでしょう。
ロケッツやハーデンにとっては、同じヒューストンに位置するとしても、アストロズより集中しなければならない課題です。
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