右肩の負傷によって、既に多くの試合に欠場していたブルックリン・ネッツのカイリー・アービングは、2月1日(日本時間2日)のワシントン・ウィザーズで右膝の内側靭帯を負傷し、再び離脱を余儀なくされました。
ケビン・デュラントが復帰する2020-21シーズンこそネッツの本命であるため、復帰と離脱を繰り返すアービングの出場機会について、もう少し慎重になるべきだと考える人は存在し、『ESPN』のジャッキー・マクマラン氏は、実際にそのように指摘した人物の一人です。
しかし一方で、アービングがコートに立つことに意味があると考える人も存在します。
バスケットボール殿堂入りを果たしている人物の一人であるスコッティ・ピッペン氏は、アービングの出場機会について次のように語りました。
「(ネッツにとって)本命は来年だ。しかし私は、まだこの時期が重要だと思う。なぜなら、カイリーがチームのことを自分のチームだと呼べるようになったのは、レブロン(ジェームズとチームを組んで)以降初めてのことだからだ。そして、この数週間で見てきたと思うけど、彼らは、彼がコートに戻ってくることを楽しみにしている。彼が(出場を)続けるのは大事だと思うよ。来シーズンに復帰するKD(ケビン・デュラント)は、ただ組み込まれるだけの存在。ブルックリン・ネッツへ加入する新たな選手ではないからね」
またピッペン氏は、たびたび疑問視されているアービングのリーダーシップについても言及しました。
[kanren postid="17432,17210"]「彼はプレイを通してリーダーシップを発揮する選手だと思う。彼は多くの模範を示している。彼がコートに立ってプレイすることは重要さ」