ゴールデンステイト・ウォリアーズは過去5年間連続でNBAの頂点で戦い続けてきましたが、今シーズンにその姿は一切ありません。
ケビン・デュラントの移籍に加え、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンといった主力の負傷も重なり、優勝争いはもちろんのこと、プレイオフ進出から最も遠く離れたリーグ最低勝率を記録しています。
しかし、多くの人々が感じているように、来シーズンのウォリアーズは再びリーグ全体の脅威となる可能性が十分にあります。
ということで、ここでは彼らの将来が明るい”5つの理由”を見ていきましょう。
1.ドラフト指名権
彼らは既に多くの敗戦を喫しています。
高順位の指名権どころか、全体1位指名権さえ獲得できる可能性が十分にあるのです。
2.勝利
リーグで最も敗れているとはいえ、彼らにもいくつかの勝利はあります。
ほとんどの主力を欠いた中で挙げた勝利は、今シーズン以前にウォリアーズでプレイしていなかった選手たちにとって、かなり大きな自信となるでしょう。
3.トレード
ウォリアーズはシーズン中盤にトレードによってロスターを再構築し、ディアンジェロ・ラッセルと引き換えにアンドリュー・ウィギンスを獲得しました。
これがどのような影響を及ぼすかはまだ分かりませんが、カリーやトンプソンと同じガードの選手であったラッセルから、ウィングの選手であるウィギンスに変えたのは、理にかなった動きだと言えます。
また、ウォリアーズはトレードの過程で貴重なドラフト指名権も獲得しました。
4.休息
過去5年間のウォリアーズの旅路は、どのチームよりも長く、ハードなものでした。
長い旅路を戦ってきたカリーやトンプソン、グリーンらは負傷という不運にこそ襲われたものの、ポジティブに考えればこれは長い休息と捉えることもできます。
ウォリアーズはフランチャイズとして、彼らの休息を必要としていました。
5.調整
長い離脱期間を経て、ようやくアルファドッグのカリーが復帰します。
そして彼らは残り20試合を使って、来シーズンを良い状態で迎えるための準備ができます。
彼らのロスターの大半は、来シーズンも契約が保証されればチームに残るため、たとえプレイオフに進出できずとも時間は無駄にはなりません。
来シーズンのウォリアーズでも、過去5年間に見せていたような王朝は築けないでしょう。
そこにはレギュラーシーズン73勝や、プレイオフ歴代最高勝率といった数々の偉業も含まれているため、これらを目指すのは非現実的です。
しかし、カリー、トンプソン、グリーンらが若い選手たちと融合しようとしているのを見ることは、非常に興味深いことです。
そして、その若い選手たちが多くの経験を積んでいるだけでも、彼らの将来が明るい理由には十分になり得ます。
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