先週末にケニー・アトキンソンと袂を分かったブルックリン・ネッツは、今シーズンが正式に終了した後に新たなヘッドコーチを探すことになるでしょう。
その中でも、かつてクリーブランド・キャバリアーズでカイリー・アービングを指揮していたタロン・ルーは、明確な候補者の一人です。
『Newsday』のグレッグ・ローガン記者によれば、2013-14シーズンにルーがロサンゼルス・クリッパーズのアシスタントコーチを務めていた時、同じくクリッパーズに所属していたジャレッド・ダドリー(現ロサンゼルス・レイカーズ)は、アービングとルーの再会が成功に繋がるかもしれないと語りました。
「人々は、彼がどのようにロッカールームをまとめているか理解していない。彼はレブロン(ジェームズ)に”違う、こうするんだ”って言うことができた。彼は元選手であり、(選手との)摩擦を気にしていない。カイリーに言ったって気にしない。
彼は選手経験も、優勝経験もあるから、責任を負っている。T・ルーをコーチにしている選手を見ると、彼らは彼を高く評価しているんだ」
一方で別の候補者としては、ロサンゼルス・レイカーズのアシスタントコーチであるフィル・ハンディが挙げられています。
『New York Post』のブライアン・ルイス記者は、アービングが昨年の夏に、ハンディにネッツのスタッフに加わるよう説得したと伝えています。
またルイス記者によれば、ネッツのジョー・ハリスもルーとハンディの雇用を強く支持しており、次のように語りました。
「彼らは2人とも素晴らしいコーチで、ルーは特にそうだ。このリーグで長い間アシスタントコーチを務め、選手たちとの接し方や、特に一日一日のコーチングという点では非常にユニークなものがあった。彼が実際にプレイしていた時なんかは、ロッカールームの誰とでも仲良くしていたように思うよ」
ルーは昨年、レイカーズのヘッドコーチの最有力候補でしたが、彼は長期的な契約や、多くの発言の機会を求めたため、最終的にクリッパーズでアシスタントコーチを務める決断を下しました。
彼がネッツでのヘッドコーチの機会を望んでいるかどうかは分かりませんが、アービングとの再会が起きたとしても、それは驚くことはないでしょう。
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