リーグ屈指のシューターであるブルックリン・ネッツのジョー・ハリスは、今年のオフシーズンにより大きな契約を掴める可能性があります。
しかし、たとえ自身の市場価値を下回る契約だったとしても、彼はケビン・デュラントやカイリー・アービング擁するネッツで、優勝を目指して戦いたいと考えています。
『New York Post』のブライアン・ルイス記者によれば、NBAのシーズンが新型コロナウイルスの影響で中断される前、ハリスはネッツと再契約することについて「当然だ!どうしてそんなことを聞くんだ?」と語りました。
「彼ら(デュラントやアービング)と1年間を過ごし、親しくなった。彼らは素晴らしい選手だ。健康な時に何ができるか分かっている。NBAで彼らと一緒にプレイしたくない選手は居ないと思うよ」
アキレス腱断裂から回復しているデュラントは今シーズンを全休しており、肩の手術を受けたアービングはわずか20試合にしか出場していません。
しかし、彼らが健康な状態で来シーズン戻ってきたとしたら、ネッツは一躍して優勝候補だと評価されるでしょう。
問題は、ネッツがハリスにお金をどれだけ使えるかということです。
ネッツはハリスのバード権を保持しているため、サラリーキャップを超えて彼と再契約を結ぶことができます。
しかし、ハリスの市場価値が高まっていること、ネッツが贅沢税を払う必要が出てくるかもしれないこと、そして新型コロナウイルスの影響でサラリーキャップが減少する可能性があることを考慮すると、再契約は簡単な話ではありません。
それでも、ハリスがネッツに良い影響を与えていることは明らかで、今シーズンのハリスは出場時間、得点、リバウンドでキャリア最高の数字を残しているほか、プラスマイナスではチームトップの平均プラス1.8ポイント、さらに2月1日以降では平均15.2得点、3ポイントシュート成功率44.8%を記録しています。
ハリスのフロアスペーシング能力は、間違いなくデュラントやアービングを補完する最大の能力の一つとなるでしょう。
ハリスはまた、ネッツの新ヘッドコーチ候補として挙げられてる2人――タロン・ルー、フィル・ハンディとも、過去に関係がありました。
ハリスがキャリア初期にクリーブランド・キャバリアーズに在籍していた頃、ルーはヘッドコーチ(アシスタントコーチも)を、ハンディはアシスタントコーチを務めていたのです。
そういった点でも、ネッツがハリスと再契約する理由はあると言えるかもしれません。
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