以前、試合中に子供から野次を飛ばされたときも適切な対応をしたように、オクラホマシティ・サンダーのクリス・ポールの行動は、全てのNBA選手の模範となるものだと言えるでしょう。
この度、新型コロナウイルスの影響で不安が広がりつつあった中でも、ポールの行動力は素晴らしかったようです。
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ユタ・ジャズのルディ・ゴベアに新型コロナウイルスの陽性反応が出た日の夜、NBAはシーズンの中断を発表し、予定されていたジャズ対サンダーの試合も延期されることとなりました。
そしてこの時、ウイルスの検査を受ける準備をしている中で、ポールはジャズの選手たちの不安を取り払おうと、彼らにビールやワインを与えたのです。
『The Athletic』のシャムス・シャラニア記者、サム・アミック記者、トニー・ジョーンズ記者によれば、ジャズのクイン・スナイダー・ヘッドコーチは、当時のポールの行動を称賛しました。
「あの夜に最高だと思った出来事の一つは、クリス・ポールが我々に軽食を持ってきてくれたことだ。あれは素晴らしい行動だったね」
当時の選手たちは、新型コロナウイルスの影響で試合が行われないという前代未聞の事態に、戸惑いや不安を感じていたのでしょう。
ポールは、その中でもできることに最善を尽くしました。
NBA選手会の会長も務めているポールの人間性が素晴らしいことはよく知られており、コートの上では対戦相手であっても、こうした状況下では手を取って助け合うことを真っ先に実行してみせました。
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