ノースカロライナ大のコール・アンソニーは、かつてニューヨーク・ニックスでプレイしたグレッグ・アンソニーを父親に持ち、今年のドラフトでロッタリー指名が期待されている選手です。
父親が現役を引退した後、アンソニーはニューヨーク市に引っ越し、そこで育ち、バスケットボールを学んできました。
『New York Post』のザック・ブラジラー記者とのインタビューの中で、アンソニーはニックスにドラフト指名されることについて、次のように語っています。
「長い間ファンだった。ニックスは好きだよ。もしそれが実現したら、弟の前でプレイできるのもとても素晴らしいことだね」
アンソニーがニックスを気にっている理由の一つは、自身がチームにフィットすると考えているからです。
ニックスはボールハンドリングを率先して行うガードの選手が必要としており、それこそがアンソニーの役割でもあります。
アンソニーは昨シーズン、平均18.5得点、5.7リバウンド、4.3アシスト、3ポイントシュート成功率34.8%を記録しました。
しかし、アンソニーがニックスから指名を受ける可能性は、あまり高いとは言えないでしょう。
もし現時点でシーズンが終わった場合、ニックスが4位以内の指名権を獲得できる可能性は37.2%で、7位もしくは8位指名権となる可能性は50.4%となっています。
アンソニーをロッタリー以内での指名と予想するモックドラフトは多いですが、4位どころか8位以内に彼の名前を予想するモックドラフトは少ないのが現実です。
ニックスのレオン・ローズ新球団社長やチームスタッフが、アンソニーに秘めるものを気に入らない限り、ニックスへ加入するにはまだ時間がかかるかもしれません。
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