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アンドリュー・ボーガットがオリンピック延期で現役引退を検討か

2005年のドラフトでミルウォーキー・バックスに全体1位指名され、NBAで14年間過ごしたセンターのアンドリュー・ボーガットが、2020年の東京五輪延期に伴って引退を検討しているようです。

ボーガットは本来、2020年の東京五輪にオーストラリア代表として出場した後、正式に現役引退をする計画を立てていました。



『Australian Broadcasting Corporation』によれば、ボーガットはオーストラリアのバスケットボールリーグ(NBL)のシーズンが終わった後の生活について、次のように語っています。

「シーズンが終わって以降はバスケットボールをしておらず、目覚めも良いし、ベッドから起きてもガラスの上を歩くような感覚にはならない。おそらく5月中旬までに決定することがある」

ボーガットは2019年にNBLでシーズンMVPを受賞しており、まだ試合でプレイすることはできると感じているものの、一貫したトレーニングを行う能力には疑問を抱いていると言いました。

「バスケットボールの試合がある日は起きられるけど、週に5~6日、トレーニングやウェイトリフティングのために起きるのは厳しい」

NBAでのキャリアはほぼ終わったと見られているボーガットですが、今年の夏にオーストラリアの金メダルに貢献する機会は残っていました。

昨年、FIBAワールドカップに先立って行われたエキシビションマッチでは、オーストラリア代表がアメリカ代表を見事に破ったほか、東京五輪にはフィラデルフィア・76ersのスターであるベン・シモンズも、代表に参加する意向を示していたからです。

しかし、新型コロナウイルスの影響で東京五輪は延期されてしまったため、ボーガットは来年まで自分が戦える体を維持できるかということを懸念しています。

「僕たちは親密な関係を築いていて、理論上ではオーストラリア代表史上最高のチームになることは間違いない。わがままを言えば、そのチームの一員になることは本当にやりたいことだが、結局は自分の体次第だ。」



もしボーガットが現役引退を表明したとしても、彼の功績はオーストラリアでも永遠に語り継がれるでしょう。

ボーガットはオーストラリア人選手として初のオールNBAや、最優秀守備選手賞を受賞し、彼のスターとしての地位はオーストラリア史上最高のチームの幕開けに貢献しました。

ボーガットがバスケットボール界から去ったとしても、彼自身が築き上げたスターダムのおかげで、彼の母国は今後数年間に渡って強豪チームであり続けるはずです。

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