1990年代から2000年代にかけてNBAでプレイしたクロアチア出身のトニー・クーコッチは、最高のNBA選手についてブルックリン・ネッツのケビン・デュラントを挙げています。
『Reddit』によれば、クーコッチは現代のバスケットボールでプレイメイカーがオフェンスを作る必要は無いと指摘しました。
「バスケットボールはもはやプレイメイカーを必要としていない。今の時代は多様なスキルを持った選手が多いため、誰かがボールをプッシュしてオフェンスを作る選手を探すのは時間の無駄だ」
「レブロン・ジェームズはポイントガードと間違えられることが多いが、それは素晴らしいことだ。個人的な意見では、ケビン・デュラントがNBAで最高の選手だと思う。彼は簡単にボールを運ぶことができ、トライアングルオフェンスに例えるなら、得点も、ポストマンもでき、コーナーにも立てるプレイスタイルだからだ。
ポイントガードは必須ではない。同じチームの3~4人が、複数のポジションでプレイできればいいんだ」
バスケットボールはポイントガードやスモールフォワードなど、伝統的なポジションの概念が存在しますが、現代のバスケットボールではそうした考え方が変わりつつあると言えるでしょう。
デュラントが最高の選手であるかは別にしても、様々な役割をこなせる選手の方が高く評価されることは、間違いではないのかもしれません。