ジョアキム・ノアがロサンゼルス・クリッパーズと10日間契約を結んだわずか2日後、NBAの2019-20シーズンは新型コロナウイルスによって中断を余儀なくされました。
結局、ノアは一度も今シーズンのコートに立てていなかったため、彼はシーズンが再開してチームに貢献できることを人一倍に切望しています。
『The Athletic』のJovah Buha記者とのインタビューの中で、ノアは自身が置かれている現状について次のように語りました。
「勝利の文化と優勝を目指すという、これ以上ない環境に居る。自分の役割が何であろうと感謝しているよ。可能な限りの準備はできている。過去の自分と比較するのではなく、身体的にベストな状態となり、自分の経験を活かして皆のためになることが全てさ」
2度のオールスター出場や、2014年の最優秀守備選手賞を経験しているノアは、クリッパーズの若き先発センターのイビツァ・ズバッツのメンターとして支えることを期待されています。
ノアはズバッツに伝えたいことについて、次のように語っています。
「僕が経験してきたことを伝えたい。僕は優勝を望める環境に居たけど、怪我によってそれは打ち砕かれた。つまり、チャンスを当然のように捉えてはいけないということ。若い選手だからといって、優勝の機会が常に巡ってくるわけではない」
ノアはまた、シーズンを再開させるリーグの判断についても語っています。
「僕たちはリーグを信頼しているし、(NBAコミッショナーの)アダム・シルバーが選手の健康を危険に晒すようなことはしないと思っている。彼はスポーツ界における最高のコミッショナーであることを何度も示してきた人だ」