ブルックリン・ネッツのウィルソン・チャンドラーが新型コロナウイルスへの懸念を理由に、オーランドで再開される2019-20シーズンに参加しないことを決定したと、『ESPN』のマリカ・アンドリュース記者が伝えています。
アンドリュース記者によれば、チャンドラーは自身の決定について次のようにコメントを残しました。
「チームメイトと一緒に居られないのは心苦しいが、家族の健康と幸せを第一に考える必要があった。今回の決定に理解を示し、サポートしてくれたネッツに感謝するとともに、オーランドでの戦いを見守り、応援していくよ」
Wilson Chandler has informed the Nets that he is opting out of playing in Orlando, the forward tells ESPN.
— Malika Andrews (@malika_andrews) June 28, 2020
今シーズン、チャンドラーは35試合で平均5.9得点、4.1リバウンドを記録し、主にベンチからチームに貢献していました。
これにより、ネッツはシーズン再開後にケビン・デュラント、カイリー・アービング、ニコラス・クラクストン、チャンドラーの4選手を欠くことになります。
ただし、デュラント、アービング、クラクストンの3選手は負傷離脱として見なされるため、ネッツが代替選手と契約できるのはチャンドラーの枠のみとなります。
そして『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は、ネッツがチャンドラーの代わりとしてジャスティン・アンダーソンと契約することを伝えています。
Free agent Justin Anderson is signing with the Nets, agent Mark Bartelstein of @PrioritySports tells ESPN.
— Adrian Wojnarowski (@wojespn) June 28, 2020
26歳のアンダーソンは最初の5年間でダラス・マーベリックス、フィラデルフィア・76ers、アトランタ・ホークスを渡り歩き、今年1月にはネッツと10日間契約を結んでいました。