オーランドで再開される2019-20シーズンを最後までやり切ることはNBAの目標ですが、彼らはその上に選手やスタッフの安全が常にあることを理解しています。
『ESPN』のオーム・ヤングミスク記者によれば、『TIME 100 Talks』に出演したNBAコミッショナーのアダム・シルバーは、オーランドで新型コロナウイルスが大流行して選手の安全が懸念されるようになった場合、何が何でもシーズンを最後までやり切るべきか、シーズン再開の取り下げを検討するべきかという質問に答えました。
「何があろうと、(シーズンをやり切ることに)全力で前進してはいけません。このウイルスが予測不可能であることは、我々が学んでいることの一つです。もし何か変更すべきことがあれば、我々は必ず計画を再検討します。
正確な数字は明らかにしていませんが、我々は毎日検査を行っています。ですが、もし感染者が増加して我々のコミュニティに広がるのであれば、当然ながらそれは(シーズンを)中止させる理由になるでしょう」
ここ最近、数人のNBA選手に新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たことが報告されており、デンバー・ナゲッツはチームの練習施設を一時的に閉鎖する決定も下しました。
シルバーは再びシーズンを中断させる大きな要因が何であるかはまだ分からないものの、引き続き科学者や医師、専門家と協力を続けていくと述べています。
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