今年2月、ベテランのアンドレ・イグダーラはメンフィス・グリズリーズからマイアミ・ヒートへトレードされた直後、チームと2年間の契約延長を結びました。
新契約の2年目(2021-22シーズンの契約)はチームオプションとなっていますが、イグダーラは『Miami Herald』のバリー・ジャクソン記者とのインタビューの中で、双方が納得した契約であったと語っています。
「僕の考えとチームの考えは、双方が理解していた。(自分からすれば)チームがいつキャップスペースを必要とするかは分かっているし、(チームからすれば)2ヶ月でチームに馴染むことが難しいのは分かっている。僕は好印象を抱いている若い選手、特にバム(アデバヨ)やケンドリック・ナン、タイラー(ヒーロー)、ダンカン(ロビンソン)らと一緒に成長し、彼らの成長を助けられる場所に居たかった」
さらに、イグダーラは「まだ自分には成長の余地がある」と付け加えました。
「昨年6月のファイナルでは、オフェンス面で本当に素晴らしいリズムを掴むことができ、相手を崩すこともできた。ディフェンス面も、僕にとっては難しいことではないさ」
シーズンが中断される前、イグダーラはヒートで14試合(平均18.5分)に出場し、平均4.4得点、3.8リバウンド、2.0アシスト、1.1ブロックを記録していました。
過去数年間に渡ってゴールデンステイト・ウォリアーズの王朝を支えた16年目の大ベテランが、サプライズチームであるヒートにさらなるサプライズをもたらすことができるか注目です。