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ビクター・オラディポが健康のためにシーズン再開辞退へ

インディアナ・ペイサーズのビクター・オラディポが、オーランドで再開される2019-20シーズンに参加しないことを決定したと、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が伝えています。

オラディポは昨年1月に右膝大腿四頭筋の断裂という重傷を負った後、今年1月に復帰を果たしましたが、長期のシーズン中断によって再び怪我をするリスクを避けるため、シーズン再開辞退の決断に至ったとされています。

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シャラニア記者によれば、オラディポは自身の決断について次のように語りました。

「リハビリは良いところまで来ているし、100%の状態に近づいているように感じる。ただ、様々な要因があることから、完全に満足できるプレイをするのは難しい。僕は賢くなる必要があり、この決断は簡単ではなかったが、2020-21シーズンに向けて完全に健康になることは自分にとって正しい選択だったと信じている」

幸いにも、オラディポのリハビリは順調に進んでいるようです。

そしてチームも、オラディポ自身も、ストレスの溜まりやすいユニークな環境下で怪我のリスクを受け入れてでもプレイする必要性は無いと感じています。

大半の選手は新型コロナウイルスの影響で普段どおりの練習もままならず、トレーニングキャンプを終えた後に短期間で激しい試合を行わなければいけません。

そしてオラディポのような怪我を負った選手は、今後数年間で軟部組織をより負傷しやすくなることを考えれば、シーズン再開辞退の決断は賢明だと言えます。

当然、バスケットボールの観点から言えば、オラディポの辞退はペイサーズにとって打撃となるでしょう。

オラディポは復帰後にスタッツを低下させたものの、出場試合数は13試合と少なく、まだ彼の才能はチームの中でも秀でたものがあります。

現在、ペイサーズは39勝26敗でイースタン・カンファレンス5位につけており、同6位のフィラデルフィア・76ersと並んでいるほか、同4位のマイアミ・ヒートを2.0ゲーム差で追いかけています。

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