アンドレ・イグダーラはゴールデンステイト・ウォリアーズで過ごした6年間のうち、最後の5年間でNBAファイナル進出を果たしました。
彼は再びNBAファイナルの舞台へ戻ってきましたが、今度はマイアミ・ヒートの一員として戦っています。
しかし、イグダーラは今もウォリアーズの元チームメイトと連絡を取り合っているようです。
そのため、イグダーラは今の自分がどこに忠誠心を示すべきか、自分に言い聞かせなければならないことを明かしました。
「まだ彼ら(ウォリアーズの元チームメイト)と連絡を取り合っているんだ。だから、自分の周囲でステフ(ステフィン・カリー)の悪口を言うのもダメだ。ソーシャルメディアでも、”ウォリアーズやウォリアーズのファンアカウントの投稿に「いいね」をしないように”と言い聞かせている」
ESPN
「今の自分はヒートのためにプレイしている。だから、こうした内面的な戦いもある。だけど、それも旅の一部。だから、この最後の数日間を最大限に楽しもうとしているよ」
ESPN
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ウォリアーズは昨年7月にディアンジェロ・ラッセルを獲得するのに伴い、サラリーを抑えるためにイグダーラをメンフィス・グリズリーズへトレードしました。
その後、グリズリーズでは試合に一度も出場しなかったことでジャ・モラントを含む若手選手たちの反感を買っていましたが、トレード期限直前に今のヒートへトレードで加入することになりました。
そして加入して間もなく、ヒートとイグダーラは2年3,000万ドルの契約延長を結んでおり、2年目の契約はプレイヤーオプションとなっています。
2012年にオールスター出場、2015年にはファイナルMVPを受賞したイグダーラですが、36歳という年齢は若干の衰えを感じさせています。
それでも、ボストン・セルティックスとのイースタン・カンファレンス決勝 第6戦では15得点を記録するなど、チームの重要な選手の一人として貢献していることは確かでしょう。
ウォリアーズでのファイナルの経験がヒートに何をもたらせるか、残り数日間のイグダーラの働きには引き続き注目したいところです。