ロサンゼルス・クリッパーズが誇る2大スターのカワイ・レナード、ポール・ジョージが今後もチームを牽引してくれるかどうかは、現時点で確証がありません。
レナードとジョージはどちらも2021-22シーズンのプレイヤーオプションを保持しており、彼らの契約は来季の2020-21シーズンまでしか保証されていないためです。
彼らがクリッパーズに愛想を尽かせば、2021年のオフシーズンにはフリーエージェントとしてチームを去ってしまう可能性もあるでしょう。
しかし、今月にクリッパーズの指揮官に就任したタロン・ルーHC(ヘッドコーチ)は、レナードやジョージが今後もチームを牽引してくれることに期待しています。
『ESPN』の『The Jump』に出演したルーHCは、「カワイとPG(ポール・ジョージ)はここに長い間残ると思う」と語りました。
「彼らの置かれている状況や、彼らが居たい場所は、クリッパーズにあると思う。我々は素晴らしい環境を構築し、勝たなければならない」
The Jump
レナードとジョージがチームの現状をどのように感じているかは分かりませんが、だからこそ、クリッパーズは彼らを失わないために残された1年間で結果を残すことが求められます。
ルーHCはまた、2018-19シーズンにクリーブランド・キャバリアーズで最初の6試合を指揮した後に解任されて以来、初めてヘッドコーチの職に戻ることについてもコメントしています。
昨季にドック・リバースHCの下でアシスタントコーチを務めていたルーHCは、このオフシーズンに複数のチームから新たなヘッドコーチの候補として挙げられていたことについて「求められているのは最高の気分だった」と語りました。
「クリーブランドでの出来事の後は、もっと良くできたはずのことや、もっと良くするためには何が必要なのかといったことを、一歩下がってじっくりと考える機会を得られた。私は偉大になりたいし、優勝を成し遂げたい。そのためには多くの取り組みが必要だ」
The Jump
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