2020年のNBAドラフトで全体8位指名権を持つニューヨーク・ニックスは、自分たちの指名順が回ってきたときに残っている有望な選手を獲得するのではなく、自らが有望な選手を迎えに行くことを計画しているかもしれません。
『The Athletic』のザック・ハーパー記者は、ニックスが全体8位指名権をトレードし、指名順を上げる可能性があると報じました。
ニックスが今年のドラフトで全体8位指名権で満足するよりも、派手なことをしたいと考えている可能性があることを、NBA関係者の多くは信じています。
The Athletic
ニックスと最も関係性が深い選手の一人として挙げられるのが、元イライワ・ホークスのガードであるラメロ・ボールです。
しかし、ボールは今年のドラフトで全体1位指名候補の一人として名前が挙げられている選手であり、様々なチームがガードの選手を必要としていることを考えると、全体8位までボールが残っていることに賭けるのはリスクが高すぎるでしょう。
彼らが実際にボールの指名を目指しているのかどうかは不明ですが、もしそうであるならば、全体8位指名権をトレードアップさせるのは理にかなった動きです。
そして、来季に競争力を取り戻すために即戦力を必要としているゴールデンステイト・ウォリアーズは、最もトレードダウンを引き受けてくれることが期待できるチームの一つであり、彼らは全体2位指名という素晴らしい位置にいます。
ただし、ニックスが現時点でウォリアーズを魅了できるような資産をほとんど持っていないことは、大きな懸念となっています。
それでも、ニックスが過去7シーズン連続でプレイオフ進出を逃しているために、将来のドラフト指名権が価値を持つと考えてもらうことができれば、いくつかのドラフト指名権を放出することでトレードアップを実現させることができるかもしれません。
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