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セルティックスとホーネッツの間で、ゴードン・ヘイワードを含むサイン&トレードが正式に成立

ボストン・セルティックスとシャーロット・ホーネッツの間で、このオフシーズンにフリーエージェントとなったゴードン・ヘイワードのサイン&トレードが正式に成立しました。

ホーネッツは4年1億2,000万ドルの新たな契約を結んだヘイワードに加え、2つの2巡目指名権を獲得します。『The Athletic』のシャムス・シャラニア記者によると、これらは2023年と2024年の2巡目指名権となるようです。

一方、セルティックスは選手を獲得しない代わりに、約2,700万ドルの莫大なトレードエクセプションを獲得することを、『ESPN』のボビー・マークス記者が報じています。また、シャラニア記者によると、セルティックスはホーネッツから2022年の2巡目指名権を獲得するようです。ただ、『Charlotte Observer』のリック・ボンネル記者は、この指名権に厳重な保護条件が付けられることから、ホーネッツに指名権が戻ってくる可能性が高いことを指摘しました。

ホーネッツは約2,700万ドルのプレイヤーオプションを行使して残留したニコラス・バトゥームを、ストレッチ条項を適用して解雇することによって契約を3年間に分割したため、ヘイワードと契約を結ぶためのサラリーキャップを確保できていました。つまり、ホーネッツがサイン&トレードに応じる必要性はありませんでした。

ただ、セルティックスが莫大なトレードエクセプションを獲得できる機会に飛びつきました。トレードエクセプションは、トレードを行う際に選手の代わりにサラリーを計上できる資産です。したがって、約2,700万ドルのトレードエクセプションを活用すれば、セルティックスは別のスター級の選手や、優秀なロールプレイヤーを複数人獲得できるかもしれないということです。

セルティックスは2つの将来の2巡目指名権を送ることによって、ホーネッツにサイン&トレードを応じさせることに成功しました。サイン&トレードを行った場合、チームはエプロン(そのシーズンのタックスライン+600万ドル)までしかサラリーが利用できないハードキャップの対象となります。しかし、ホーネッツはタックスラインさえ超過する心配の無いチームであったため、ハードキャップの制限を気にする必要はありませんでした。

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