NBAで11年間を過ごしたドリュー・ホリデーは、このオフシーズンにニューオーリンズ・ペリカンズからミルウォーキー・バックスへトレードされました。彼が感じるプレッシャーは、これまで以上に大きなものとなるでしょう。彼は来季の優勝を目指すチームの中で、先発ポイントガードの役割を担う予定となっています。ホリデーは今までのキャリアの中で、カンファレンス決勝やNBAファイナルの舞台を経験したこともありません。
しかし、ホリデーはプレッシャーと向き合うことを恐れていないようです。『Wisconsin State Journal』とのインタビューの中で、ホリデーはプレッシャーに対処する方法について語りました。
「プレッシャーに耐えられないのであれば、NBAに入るべきではない。家族との生活を通じたり、サポートしてくれるチームメイトと協力することによって、プレッシャーを乗り越えられると思っている」
Wisconsin State Journal
ホリデーはキャリアを通じて堅実な選手でした。2012‐13シーズンにはオールスター出場を果たし、過去2回のオールディフェンシブチーム選出も果たしています。直近2シーズンのレギュラーシーズンでリーグ最高勝率を記録しながらも、プレイオフでは残念な結果に終わったバックスに、ホリデーは自身のパッションやリーダーシップをもたらしたいと考えています。
バックスはホリデーを獲得するため、エリック・ブレッドソーやジョージ・ヒルといった優れたロールプレイヤーや、数多くの将来のドラフト指名権を放出しました。それは、バックスがいかに来季の優勝を本気で目指しているかを物語っていると言えるでしょう。
それでもバックスがホリデーを獲得したのは、代償よりも多くの成果が見込めると踏んだためです。バックスのマイク・ブーデンホルザーHC(ヘッドコーチ)は、「ホリデーをチームに加えるのは特別なこと」と語りました。
「彼がどのような選手であるか、何をもたらしてくれるかという点において、我々にフィットできると感じている。彼は我々をより良くしてくれるだろう」
Wisconsin State Journal
昨季、ホリデーはペリカンズで61試合(平均34.7分)に出場し、平均19.1得点、4.8リバウンド、6.7アシスト、1.6スティール、フィールドゴール成功率 45.5%、3ポイントシュート成功率 35.3%を記録しました。
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