ミルウォーキー・バックスのスーパースターであるヤニス・アデトクンボは、今年のフリーエージェント期間が開始された後に契約延長を結ぶ資格を得ることができます。
もし契約延長を結ばなかった場合、直近2シーズンのMVPは来年のオフシーズンにフリーエージェントを迎えるため、彼らの決定にはリーグ全体が注目しています。
アデトクンボは『CBS Sports』のジャック・マロニー記者との最近のインタビューの中で、今後のキャリアの中で求めることについて語りました。
「たくさんの噂があるね。意見は誰しもが持つものだから仕方ない。ただ、最終的に自分は家族のために尽くす。ミルウォーキーと自分が、リーグで最高のチームの一つであり、優勝について同じ考えを持っている限りは問題ない。問題なのは、それが変わってしまうこと。
簡単なことさ。自分は勝者になりたい。金銭的なことは気にしない。自分の家族は元気だし、子供や孫を養うこともできるから、それらはあまり重要視していない。重要なのは、勝つことさ。勝利し、勝利の文化を築くことができればいいと思っている」
CBS Sports
バックスは過去2シーズン連続でリーグ最多勝を記録しているため、一見では勝利の文化を築けているようにも思えます。
しかし、2019年のプレイオフではカンファレンス決勝敗退、2020年のプレイオフではカンファレンス準決勝敗退を喫しており、アデトクンボはNBAファイナルの舞台に一度も立てていません。
アデトクンボがバックスの現状に満足しているかどうかは分かりませんが、少なくとも彼が優勝を目標としていることは確かでしょう。
そのためアデトクンボは、自身の将来はがバックスの決定にかかっていると語りました。
「自分はチームの計画を知らない。(自分の将来は)チームの決定次第だね。彼らが正しい決断を下せば、自分は何年も留まるだろう。そうならなければ、様子を見ることになる。NBAはビジネスであり、僕らはそれを日々受け止めている。一緒に成功できることを願っているよ」
CBS Sports
バックスはアデトクンボに契約延長を提示することは当然のこと、オフシーズンの補強も非常に重要になってきます。
文字通り「必要なことは何でもする」ような精神で、場合によっては、勝利のために贅沢税を受け入れるほどのロスターを構築しなければならないかもしれません。
ただ、それ以上にバックスはアデトクンボを手放したくないと思うはずです。
昨季、アデトクンボは63試合(平均30.4分)の出場で平均29.5得点、13.6リバウンド、5.6アシスト、フィールドゴール成功率 55.3%を記録し、2年連続シーズンMVPを受賞しました。
マロニー記者によれば、バックスとアデトクンボがこのオフシーズンに契約延長を結ぶ場合、最大5年2億2,100万ドルのスーパーマックス契約が適用されることになります。
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