デンバー・ナゲッツのスターである二コラ・ヨキッチは最近、キャリア3年目を迎えているフォワードのマイケル・ポーターJr.の才能を称賛しています。
『DNVR Sports』のハリソン・ウィンド記者によれば、ヨキッチはポーターがより大きな役割を担い、今季のチームのシステムにより深く関与することを望んでいると語りました。
「一人の選手だが、彼には本当に才能がある。僕らは彼をもっと使うべきだ。僕らは(ポーターを)どのように使うか把握する必要がある」
2018年のNBAドラフトで全体14位指名を受けたポーターは、腰の手術によって1年目のシーズンを全休しました。実質的なルーキーイヤーとなった2019‐20シーズンは55試合(平均16.4分)に出場し、平均9.3得点、4.7リバウンドを記録しています。
今季のポーターは指揮官の信頼を勝ち取っており、開幕後の最初の2試合で先発を務めています。12月23日(日本時間24日)のサクラメント・キングス戦では24得点、5リバウンド、2アシスト、2スティール、3ブロックと攻守で活躍した一方で、25日(同26日)のロサンゼルス・クリッパーズ戦では10得点、3リバウンド、2アシスト、2スティールに抑えられました。また、ナゲッツは2試合の両方に敗れています。
ポーターのポテンシャルの高さはチーム内の誰もが気付いていますが、彼はコート上で自身の才能を最大限に発揮できていません。ウィル・バートンやギャリー・ハリス、モンテ・モリス、PJ・ドジャーといった優れた選手が揃っていてチームの層が厚いことから、ポーターが出場時間を分け合っていることも原因の一つとして考えられます。
ナゲッツのマイク・マローンHC(ヘッドコーチ)は開幕2連敗の状況を覆すためにも、ポーターのポテンシャルを活用してみることも検討する必要があるでしょう。ポーターが役割を確立し、正しい方向に成長していくことは皆の願いでもあります。その点において、チームの大黒柱であるヨキッチのコメントは大きな後押しとなるはずです。
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ウィル・バートンの”シックスマン拒否”発言に対し、ベンチ起用もいとわない若手のマイケル・ポーターJr.