ニューヨーク・ニックスの有望なセンターであるミッチェル・ロビンソンは今季、自身がコート上で長くプレイできる方法を見つけ出しています。『New York Post』によれば、ミッチェルはその方法について次のようにコメントしました。
「ハンズアップして、横方向への移動を増やしたんだ」
しかし、それは本音ではないようです。ミッチェルはファウルをコールされないように取り組んできた、非常にシンプルかつユーモラスな別の理由を笑いながら明かしました。
「本当は誰もコーチに怒鳴られたくないから、僕もコートに残り続けるためにベストを尽くしてきたのさ」
昨季、ロビンソンは1試合あたり23.1分間の出場で平均3.2ファウルを記録したほか、7回のファウルアウトと8回の5ファウルを記録しました。しかし、今季は1試合あたり27.9分間の出場で平均3.0ファウルとなっており、5ファウル以上は一度も記録していません。
今季のニックスは周囲の予想に反して良いスタートを切っており、直近6試合では5勝を挙げています。その中でロビンソンはコートに立ち続けることによって、主にディフェンス面でチームの勝利に貢献しています。
特に同ポジションのローテーションプレイヤーであるナーレンズ・ノエルが足首の怪我で離脱した直近2試合では、ロビンソンのディフェンスが光っていました。1月4日(日本時間5日)のアトランタ・ホークス戦では8得点、7リバウンド、4スティール、2ブロック、3ファウルを記録し、6日(同7日)のユタ・ジャズ戦では9得点、13リバウンド、3スティール、3ブロック、2ファウルを記録しました。
昨季にレギュラーシーズンのフィールドゴール成功率で歴代1位を記録したロビンソンは、相手チームにとって攻守で脅威的な選手に成長しようとしています。彼が今後も簡単にはコートを離れないリムプロテクターとして活躍を続けた場合、それはニックスが長らく待ち望んでいたスターが誕生することを意味するでしょう。
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