ケビン・デュラントとジェームズ・ハーデンは、1月16日(日本時間17日)のオーランド・マジック戦でブルックリン・ネッツのチームメイトとしてデビューを飾りました。彼らがチームメイトとなったのは、2009年から2012年にかけて所属したオクラホマシティ・サンダー時代以来です。
両者のパフォーマンスは素晴らしいものでした。デュラントはチーム最多の42得点を記録し、ハーデンは32得点、14リバウンド、11アシストのトリプルダブルを記録しました。30得点以上のトリプルダブルは球団史上初の快挙でもありました。彼らが活躍した反面、試合は終盤まで二桁点差にならない展開となりましたが、最終的にネッツが122-115で勝利を収めました。ネッツは今季の成績を8勝6敗としています。
気になるのは、デュラントとハーデンにもう一人のスター――カイリー・アービングが加わるということでしょう。『Basketball News』のアレックス・ケネディ記者によれば、ハーデンは試合後、アービングが復帰することでネッツの新たな”ビッグ3”がリーグの脅威となることを警告しました。
「カイ(アービングの愛称)の復帰を楽しみにしている。彼は僕らがやろうとしていることの重要なピース。僕らが一緒にコートに立てるようになると、すぐにそれは恐ろしい時間帯となるだろう」
アービングは1月5日(同6日)のユタ・ジャズ戦に出場したのを最後に、以降は「個人的な理由」で試合を欠場していました。その最中、屋内で家族の誕生日パーティーを開催していたことが明らかになり、アービングは欠場した試合分の81万6,198ドル(約8,475万円)の給与を失うことになったほか、NBAの健康安全プロトコルに違反したとして5万ドル(約519万円)の罰金処分も科されています。
今季、アービングは7試合で平均27.1得点、フィールドゴール成功率 50.1%、3ポイントシュート成功率 42.6%と好調なスタートを切っていました。ネッツは1月18日(同19日)にミルウォーキー・バックスと対戦する予定であり、アービングが7試合ぶりにコートに立つかどうか注目が集まっています。
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