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マーカス・スマートの不満に、ジョエル・エンビードが反論「自分を守ってくる選手を利用しているだけ」

ボストン・セルティックスのガードであるマーカス・スマートは、フィラデルフィア・76ersのスターであるジョエル・エンビードがあまりにも多くのフリースローを獲得したことに不満を持っています。

1月20日(日本時間21日)に行われたセルティックス対76ersの一戦で、76ersは計45本のフリースローを獲得しました。そのうちの21本をエンビードが占めていましたが、対するセルティックスはエンビードを下回る計20本のフリースローしか獲得することができませんでした。最終的に試合は117-109で76ersが勝利を収め、エンビードはチーム最多の42得点を記録しました。

『ESPN』のティム・ボンテンプス記者によると、スマートは試合後、フリースローの数に差がありすぎて勝利が「難しい」と語りました。

「特に僕らが何回も手を上げていたとしても、彼(エンビード)は簡単にファウルを吹いてもらえる。一方で僕らの仲間がリムに攻撃を仕掛けても、多くの接触があるのに笛を吹いてもらえない。そんな中でプレイするのは大変だ。(勝つことも)難しいね」

「逆の立場なら、僕だって毎回やるさ。腕を上げたり、接触が起きればファウルをもらえるからね。一人で21本もフリースローを打つことができれば、相手を支配できるし、リズムに乗れないわけがない」

しかし当の本人であるエンビードは、ファウルをもらいすぎているというスマートの主張について「そうは思わない」と反論しました。

「彼は自分のプレイがどうだったか分かっているはず。もしこの試合を見ていて、注意を払っている人でも(ファウルがあったことが)分かるはずだ」

「全てがファウルだった。…僕はほかの誰よりも賢い選手だと思っているよ。…僕は自分を守ってくる選手を利用しているだけさ。僕のことをバスケIQと呼んでもいいくらいだ。手が上がっているなら、それを利用してフリースローを獲得する。僕はフリースローで素晴らしいシューターだからね。チームの勝利に貢献できるより良いチャンスなんだよ」

彼らの主張によって、両チームがどのような対策を講じるかはすぐに見ることができるでしょう。セルティックスと76ersは1月22日(同23日)に再び対戦する予定です。

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