複数のチームがニューオーリンズ・ペリカンズの23歳のガード、ロンゾ・ボールの獲得に関心を示していると、『Heavy』のブランドン・”Scoop B”・ロビンソン記者が報じています。ロビンソン記者によれば、関心を持っているチームは今のところニューヨーク・ニックス、トロント・ラプターズ、ダラス・マーベリックス、ロサンゼルス・クリッパーズ、オーランド・マジックの5チームのようです。
2017年のドラフト全体2位指名選手であるボールは、ロサンゼルス・レイカーズに所属していた最初の2年間こそ残念な結果に終わったものの、2019年のオフシーズンにアンソニー・デイビスのトレードの一環でペリカンズに移籍した後、ある程度は成績や評価を改善させました。しかし今季は再び苦戦を強いられており、リバウンドとアシスト、得点の効率面で成績の低下が見られています。これには2020年のオフシーズンに加入したエリック・ブレッドソーや、キャリア2年目のニケイル・アレキサンダー・ウォーカーの成長といったものも関係しており、それらの影響でボールのバックコートでのタッチ数も減少しています。
特に注目したいのは、ボールは故郷の近くでもあるクリッパーズでしょう。今季のクリッパーズはここまで11勝4敗でウェスタン・カンファレンス3位と良い成績を残していますが、プレイメイキングを託せる真のポイントガードと呼べる選手がまだ居ません。
ペリカンズでの不適合性を考えると、3月25日のトレード期限までにいずれかのチームが動きを見せる可能性は大いに考えられます。また、ボールは今年のオフシーズンに制限付きフリーエージェントを迎えます。
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ペリカンズはロンゾ・ボールをトレードすべき?