先日、クリーブランド・キャバリアーズのロッカールームで問題行動を起こしたとしてヒューストン・ロケッツにトレードされたガードのケビン・ポーターJr.は、今季をNBAの下部リーグであるGリーグから開始させるようです。
今季、ポーターは「個人的な理由」で試合に出場していなかっただけでなく、キャバリアーズの練習にも参加していませんでした。そのためトレード後に一度だけ行った練習は、彼にとって昨年3月以来となる練習でもありました。
今季のGリーグは、昨季のNBAのようにフロリダ州オーランドに位置するウォルト・ディズニー・ワールドをバブル(隔離環境)として、今月9日から開幕します。従来のサマーリーグが無く、移動をする必要も無いため、Gリーグでプレイする選手が成長するにはうってつけの機会だと言えるでしょう。
『Houston Chronicle』のジョナサン・フェイゲン記者によれば、ロケッツのスティーブン・サイラスHC(ヘッドコーチ)は、ポーターをGリーグでプレイさせる意味について語りました。
「我々の仕事や戦い方を知ってもらうため。彼は長い間プレイしていないからね。だから毎晩で一貫して試合を行うことは、彼の成長にとっても重要なことだ」
2019年のドラフトで全体30位指名されたポーターは、ルーキーイヤーとなった昨季に50試合の出場で平均10.0得点、3.2リバウンド、2.2アシスト、フィールドゴール成功率 44.2%、3ポイントシュート成功率 33.5%を記録しました。
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問題行動のケビン・ポーターJr.がロケッツにトレード、キャバリアーズは将来のドラフト2巡目指名権を獲得