ゴールデンステイト・ウォリアーズのスターであるクレイ・トンプソンは、1月30日(日本時間31日)のデトロイト・ピストンズ戦でブロードキャスト陣に加わった際、自身の右アキレス腱断裂の回復状況について明かしました。
『ESPN』のニック・フリーデル記者によれば、トンプソンは「元気に過ごしている」とコメントしています。
「時々、少し退屈だけどね。アキレス腱を治して次の段階に進むのは時間がかかるけど、状態は良いよ。もちろんチームメイトと一緒に居られるのは嬉しい。プレイできなくて毎日が苦痛だよ。だけど僕は長い間プレイすることを望んでいる。リハビリに支障をきたすわけにはいかない」
2019年6月のNBAファイナルで左膝前十字靭帯断裂の大怪我を負ったトンプソンは、昨季を全休した後、今季に復帰することが期待されていました。しかしオフシーズン中の11月に彼を襲ったのは、右アキレス腱断裂という別の大怪我でした。これによりトンプソンは今季の全休も余儀なくされています。
2年以上もコートに立ってプレイできない精神的苦痛は計り知れないものでしょう。ただ、トンプソンはそのようなフラストレーションにできる限り対処しているようです。その一つとして、ウォリアーズのホーム戦では今回のようにブロードキャストに出演するなどして、身近な場所で頻繁にチームメイトを応援しています。
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