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昨季のポール・ジョージを目の敵にしていたレイカーズ

ロサンゼルス・レイカーズのフォワードであるジャレッド・ダドリーは今週、kindleで41ページのミニブックをリリースしました。そこでは昨季のオーランドのバブル(隔離環境)や優勝への過程が綴られていますが、なかでも興味深かったのはレイカーズとロサンゼルス・クリッパーズのライバル関係――特にクリッパーズのスターであるポール・ジョージをどのように思っていたかということです。

レイカーズの番記者であるハリソン・フェイゲン記者によれば、ダドリーは次のように綴っています。

彼らの中には、ロサンゼルスで勝つチームが何たるかを語る者もいる。カワイ(レナード)がそうやって語ることは問題ない。彼は優勝を経験している。パトリック・べバリーがトラッシュトークをしても気にすることはない。彼にとってはそれが家族を養う方法だからだ。僕らはそれを理解しているし、ハッスルを尊重している。

だけど、勝利の経験が無いポール・ジョージがブロン(レブロン・ジェームズ)やAD(アンソニー・デイビス)と同じレベルで語るのは失礼だと思う。それが僕らのモチベーションになる。

ジョージも全く実績が無い選手ではありません。インディアナ・ペイサーズに所属していた2013年、2014年には、プレイオフでチームをカンファレンス決勝に導きました。それはデイビスがニューオーリンズ・ペリカンズで成し遂げられなかったことでもあります。デイビスは2012年のドラフトで全体1位指名され、2019年にレイカーズにトレードされるまでの間、1度だけしかプレイオフを経験できず、その時もカンファレンス準決勝で姿を消しました。

ただ、ジョージは失言によって何度か波紋を呼んできた選手でもあります。結局のところ、ジョージはその過程で優勝を成し遂げていなかったため、彼がジェームズやレナードと対等な選手と過信しているとレイカーズの選手たちは感じ、それが彼を目の敵にする要因となったのでしょう。

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