ゴールデンステイト・ウォリアーズのフォワード、ケリー・ウーブレイJr.は今季の序盤に苦戦を強いられてきましたが、2月4日(日本時間5日)のダラス・マーベリックス戦でキャリア最多の40得点とステップアップし、チームの147‐116の快勝に大きく貢献しました。
『ESPN』のニック・フリーデル記者によれば、ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は試合後にウーブレイの活躍を称賛しました。
「ケリーにとって今季最初の四分の一は大荒れだった。それでも何度か素晴らしいパフォーマンスを見せるときもあった。これまでのシューティングは本当に酷かったが、今のケリーはより快適にプレイできている。チームメイトは彼を応援していて、彼が快適にプレイできるように手助けしたいと思っている。彼にとっても、チームにとっても素晴らしい試合だったよ」
昨年のオフシーズン、ウォリアーズはアキレス腱断裂によって全休が決まったクレイ・トンプソンの穴を埋めるため、得点面で期待ができるウーブレイをトレードによって獲得しました。しかし今季はシューティングの一貫性を欠いており、ここまでフィールドゴール成功率 39.8%、3ポイントシュート成功率 27.2%を記録しています。
それでも、この日のマーベリックス戦では3ポイントシュートを10本中7本成功させ、効率的に得点を重ねました。もしウーブレイが今後も効率的なパフォーマンスを続けることができれば、最近の彼の周囲に渦巻いているトレードの噂は自然と消えていくことになるでしょう。
試合後、ウーブレイは「自分にとって大きな学習体験だった」と語るとともに、ウォリアーズでプレイできる喜びをあらわにしました。
「次のステップに進むためのツールは持っていたけど、精神的にゆっくりと、全てまとめてから自分の流れを見つける必要があった。だんだん流れが分かってきたよ。偉大な選手であるステフ(ステフィン・カリー)と一緒にプレイできることを嬉しく思うよ」
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ウォリアーズ移籍について語ったケリー・ウーブレイJr.「自分にぴったりの場所だと思った」