ブルックリン・ネッツは今年1月中旬にジェームズ・ハーデンを獲得する代わりに、主要なセンターであるジャレット・アレンを放出したため、手薄なセンター陣の補強を必要としています。そのなかでトレード候補として名前が上がっている選手の一人は、クリーブランド・キャバリアーズのジャベール・マギーです。
マギーはゴールデンステイト・ウォリアーズで2度、ロサンゼルス・レイカーズの1度の優勝を経験しているベテランです。ウォリアーズ時代には、現在ネッツでMVP級のパフォーマンスを続けるケビン・デュラントとチームメイトであっただけに、マギーが即座にネッツの環境にフィットすることも期待できるでしょう。
マギーは自身のトレードの噂を耳に入れています。そして最近の『Yahoo Sports』のポッドキャストに出演したとき、マギーはネッツに移籍することについて「カイリー(アービング)やジェームズ・ハーデン、KD(ケビン・デュラント)のロブをキャッチするのはいいね」と言いました。しかし同時に、マギーは移籍の可能性についてそれほど興奮しているわけではないようでした。
「ゴールデンステイトで成功したから、ブルックリンでも間違いなく成功する、と思っている人々がいる。だけど自分にできるのは、自分自身に集中することだけ。もしチームが僕を獲得したら、そうなったというだけのことさ」
マギーのネッツ移籍が実現するかどうかは分かりません。しかしネッツが彼の獲得に関心を持っているのは確かなようです。今年1月下旬、ネッツとキャバリアーズがマギーを含んだ「活発な議論」を進めていると、『KRON』は報じました。
SOURCE: The Brooklyn Nets are in active discussions with the Cleveland Cavaliers to acquire JaVale McGee. Also have interest in Kevin Love
— Jason Dumas (@JDumasReports) January 25, 2021
キャバリアーズは強力なセンターであるアンドレ・ドラモンドに加え、ハーデンのトレードの一環でネッツからアレンも獲得していました。アレンがキャバリアーズの将来を担う重要なセンターという位置付けであることや、マギーが今季で終了する420万ドルの安価な契約を結んでいることを考えると、彼のトレードはいつ起こっても不思議ではないでしょう。
3月25日のトレード期限が近づいてくる心境について、マギーは「正直に言うと見当もつかない」と語りました。
「毎日ハードにプレイして、健康を維持し、スキルを磨き、メンタルを保ち、家族が幸せであることを確認する。それだけが自分にできることだ。それ以外は成るように成るものさ。僕が競争力のあるチームに引き抜かれたら、それはそれでありがたいことだけど、自分が今プレイしているキャブズだって競争力のあるチームかもしれない。NBAには非常に多くの面があるから、何が起こるかも分からない。だから何も期待していない」
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